転職・就職するときには必ず、「面接」があります。
薬剤師の転職では、面接で何を聞かれるんだろう…と不安に思っている方も多いでしょう。
最近では、“薬剤師転職の面接で落ちた”という報告がちらほら上がっています。
これは、今まででは考えられなかった異常事態なのです。
その中の一人にならないためには、面接の事前準備がとても大切なのです!
これから挙げるポイントをしっかり押さえ、ライバルに差をつけましょう。
忘れてはいけない“あいさつ”
挨拶は当たり前のことですが、緊張しているとうっかり忘れてしまう人もいるのです。
自分が話し始めるときは、
「本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございます。」
「本日はどうぞよろしくお願いいたします。」
という始まりの挨拶。
面接が終わった時には、
「本日はお忙しい中ありがとうございました。」
という挨拶を忘れずにしましょう。
また、笑顔で明るく挨拶することが絶対条件です。
第一印象はとても大事なので注意しましょう。
自己紹介は簡潔に
「自己紹介をしてください。」と言われたら、「氏名」「経歴」「強み」を含め、1分程度でまとめます。
「強み」は、自信があることを一言でまとめることが大切です。
聞かれた質問に簡潔に答えることが面接の基本なので、自己紹介で長々と話すのは良くありません。
面接中はつねに、ハキハキとした口調を意識してくださいね。
退職理由の伝え方
前職の退職理由は、面接で必ず聞かれる質問です。なので、事前準備のためにも要チェックです!
退職理由で最も多い、“人間関係”などのネガティブな理由で退職した場合、全てを正直に話すことはオススメしません。
マイナスなイメージを持たせないために、話す順序を少し工夫しましょう。
まず、初めから“人間関係”の話を持ち出すのではなく、“転職の前向きな理由”に言い方を変えて話し始めましょう。
「○○のために○○がやりたい」「キャリアアップのために~」「知識・経験を積みたい」などの自分の将来ビジョンがあるけれど、以前の会社ではそれが難しいと判断した、と前向きな理由を話します。
プラスのイメージを持たせたあとで、“人間関係”(風通しが良くない、チームプレーができない等)について少し触れると良いでしょう。
そして、「将来ビジョンのためにはこんな環境が望ましい」「御社ならそれが実行できる」というアピールに繋げていきましょう。
会社の情報をチェックしておく
面接の事前準備で忘れてはいけないのは、その会社のホームページをチェックすることです。
面接中チェックした情報を取り入れて話すことで、会社に興味を持っていることが伝わり、採用担当者に好印象を与えることができます。
なぜその会社を選んだのか、働きたいと感じたのか、ホームページの情報をもとに“アピール”をすることが大切です。
逆質問は必ずすること
面接の最後には、「何か質問はありますか?」と逆質問されることがほとんどです。
ここで「特にありません」と答えてしまうのは絶対にNGです。
事前に質問を用意しておくのも良いですが、面接中に疑問に思ったことを質問することができればポイントアップです。
なぜなら、採用担当者の話をしっかりと聞いていることが伝わるからです。面接では、《話を聞く姿勢》も見られていることを覚えておいてくださいね。
逆質問は、調べたら出てくるような質問は控えましょう。
また「給与」「休日」「福利厚生」などの待遇面を質問することは、悪い印象を与えかねないため、絶対にNGです。
そのような条件交渉はコンサルタントにお任せしましょう。